ワックスドコットンの歴史は15世紀まで遡ります。水夫たちが帆を保護するためにオイル処理をしたことから発展しました。この耐久性のある素材は防水性や保温性を念頭に当初から開発されていました。 しかし初期のワックスドコットンはべたつきや匂いの問題がありました。

製法は改良され現代のワックスドコットンはさまざまなアウトドアアクティビティに適した素材として進化しました。独自の生地製造プロセスにより世界でほんの一握りのメーカーしか生産していません。

ハリのある生地は次第に柔らかくなりそして、寒いところでは硬くなり目が詰まるので防風性が高まり、暖かいところでは柔らかくなり目が開きますので通気性に富む、高密度に織られた生地は濡れると糸が膨張し止水をする、という対候性も抜群の素材。よく折り曲げるところに出やすいチョークマークと呼ばれる筋や質感の変化を楽しめるアイテムです。
使うほどに変わり経年変化を時間をかけて育てる楽しみをぜひ味わってください。